今でもそうだけど当時からヨーコさんの芸術作品は中々理解しにくいものです。
理解しにくいけどヨーコさんの作品の基本には全て「愛」があると思うのです。
そこへ当時親交のあった知人からロンドンへ行ってみたらどうかと提案されたそうですね。
ただヨーコさんはニューヨークを離れたくはなかったそうで、しぶしぶロンドンに渡った
そうですけどね。
それでロンドンへ渡り有名なインディカギャラリーで自分の個展を開き、そこにジョンが
立ち寄ったそうです。
当時のヨーコさんはビートルズの存在をあまりよく知らなかったそうでジョンの事も
当然あまり知らなかったらしいです。
ヨーコさんのジョンに対する最初の印象はあまりよくなかったそうです。
恐らくまだ若くてまだリヴァプール時代のテディボーイ気質が抜けてなかったんじゃないで
しょうか。
ところが運命とは判らないものでジョンもヨーコさんもお互いに惹かれあっていくんですね。
元々普通の家庭を望んでいた元妻のシンシアに対して全く対極にあるヨーコさんが現れたもん
だから刺激的な方に惹かれるのは至極当然だったんだと思います。
これはジョンだけじゃなくて誰にでも当てはまる事じゃないんでしょうか?
もちろんすべての人に当てはまる訳ではないけれど。
ただここで今まで暗黙の了解で守ってきたものを崩したのはヨーコさんではなく
ジョンだったように思います。
もうジョンはビートルズというグループの中では収まるのがかなり窮屈になって
きたんでしょう。
続く・・・
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